PCP for PC98はLHAの自己解凍ファイルになっています。
まず、フロッピーディスクをフォーマットして、システムディスクを作成し、フロッピーディスクにPCP721C.EXEをコピーします。フロッピーディスクがBドライブの場合(あなたのシステムにあわせて以下のBのところをフロッピーディスクのドライブにかえて読んでください)、コマンドライン(MS-DOSでA>のような記号が出ている場面)で次のように入力します。
A> B:
B> PCP721C
ここでA>やB>は画面に表示されますので実際に入力はしません。PCP721C.EXEはLHAの自己解凍ファイルになっているので、これだけでファイルが自動的にフロッピーディスク上に解凍されます。なお、BATKEY.COM, MORE.COM, PRINT.SYSはご使用のDOSのバージョンのものをコピーして使用してください。フロッピーディスクを入れたままリセットをすると、PCPメニューが立ち上がります。PCP for PC98の詳しい使い方については、PCP7.DOCをお読みください。
繰り返しになりますが、BATKEY.COM, MORE.COM, PRINT.SYSをPCPと同じフローピーディスクにコピーしてください。でないと、PCPMENUが使用できません。
PCP for PC98はLHAの自己解凍ファイルになっています。
ハードディスクへのインストールも基本的にはフロッピーディスクへの場合と同様です。ハードディスク上にPCPというディレクトリ(別に好きな名前にしてもらって構いません)を作成し、そのディレクトリにPCP721C.EXEをコピーした後、カレントディレクトリをPCPに変更し、PCP721C.EXEを実行してください。例えば、ハードディスクがAドライブであり、AドライブのPCPというディレクトリ(つまりA:\PCP\)にインストールしたい場合を示します。なお、BドライブのフロッピーディスクにPCP721C.EXEが入っているものとします。
A> MKDIR PCP
A> COPY B:\PCP721C.EXE A:\PCP
A> CD PCP
A> PCP721C
ここでA>は画面に表示されますので実際に入力はしません。PCP721C.EXEはLHAの自己解凍ファイルになっているので、これだけでファイルが自動的にハードディスク上に解凍されます。なお、BATKEY.COM, MORE.COMなどの入っているディレクトリにはパスを切ってください(dos というディレクトリにこれらのコマンドが収納されている場合なら、AUTOEXEC.BAT中にpath=a:\dosという一行を追加してください。すでにpathが記述してある場合には、その末尾にa:\dosを追加しておいてください)。そうでない場合は、これらのファイルをPCPディレクトリにコピーしておいてください。CONFIG.SYSでPRINT.SYSを組込んでおくと画面のハードコピーを取ることができます。PCP for PC98の起動は、
A> CD PCP
A> PCPMENU A:\PCP\DATA\ A:\PCP\
でOKです。バッチファイルを作っておくと楽でしょう。まずはじめに、「環境設定」でデータディレクトリとプレーンディレクトリの変更を行ってください。この場合は、データディレクトリがA:\PCP\DATA\、プレーンディレクトリがA:\PCP\FILE\となります。PCP for PC98の詳しい使い方については、PCP7.DOCをお読みください。
繰り返しになりますが、BATKEY.COM, MORE.COMをPCPと同じディレクトリにおくか、これらのファイルのあるディレクトリにパスを切ってください。でないと、PCPMENUが使用できません。また、CONFIG.SYSでPRINT.SYS を組込んでおいてください。