阿里山

阿里山は、台湾の中央付近にある御来光や雲海で有名な山です。また、台湾最高峰の玉山への登山口でもあります。しかし、阿里山といえば、やっぱり阿里山森林鉄道。ということで、初回は嘉義駅から阿里山駅まで鉄道で阿里山を往復してきました。2回目はバスでの往復。どちらも、よい人やよい景色に出会えた小旅行でした。

阿里山森林鉄道
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世界三大登山鉄道の一つです。ふもとの嘉義から阿里山まで約2000mを一気に登ります。標高差があるので、車窓からの風景も、南国風のものから竹林、そして杉や檜まで劇的に変わっていきます。窓の外を見ているだけでも飽きませんね。いくつかのトンネルをくぐり抜け、スイッチバックを繰り返しながら登っていきます。小さな車両ですが、エアコンも完備してあって快適。揺れる列車が風情を醸し出します。途中の奮起湖駅では定番の駅弁を購入。何種類かあるので食べ比べてみると面白いですよ。
御来光
阿里山駅から祝山駅まで御来光列車が走ります。ほとんどの人が御来光へと向かっているかのようで、列車は満員状態。早朝のため、外は肌寒いのでご注意を。私は、駅前の展望台をパスしてさらに上の観日楼広場まで行きました。祝山からは列車で帰ることもできますが、森林浴を楽しみながら歩いて帰ることもできます。また、阿里山駅からバスでの御来光ツアーもあります。少し離れた山間まで連れていってくれるので、違った角度から御来光を見ることができますよ。途中で満天の星空の解説もあったりと、何かと盛りだくさんです。御来光は、雲海と山々のコントラストが見事でした。
阿里山森林公園
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阿里山駅や平沼駅一体に広がる散策区域です。遊歩道や案内板が整備されており、迷うことなく散策を楽しむことができます。途中にはお寺や清流などがあって飽きません。中でも、苔むした風景の中に樹齢数千年の檜の巨木が林立する様はまさに圧巻。時間があれば、もっともっと歩き回りたかった場所です。阿里山で一番のお気に入りかも。
嘉義
阿里山森林鉄道の始発駅のある街です。時間がなくて街の散策はできませんでしたが、鶏肉飯発祥の店である噴水鶏肉飯で鶏肉飯を食べてきました。鶏肉飯はもちろん、肉団子スープもおいしかった。時間があれば街歩きも楽しそうな感じです。