フィレンツェ
石造りの建物と石畳みに覆われたイタリアの古都です。街の中心部には、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂がそびえ立ています。若干観光地化しているきらいはありますが、街中に中世の雰囲気が色濃く残っています。それほど大きくはないので、その気になれば十分歩いて回ることもできます。なお、飲食店は多数ありますが、個人的には中央市場横のトラットリアZa-Zaがお勧めです。
- ウフィツィ美術館
- メディチ家の膨大なコレクションを収蔵しているウフィツィ美術館。有名なサンドロ・ボッティチェッリやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を見ることができます。作品はおよそ時代順に並べれているので、一通り見てまわると、絵画様式の変遷が感じられて面白いですよ。音声による日本語ガイドもあります(作品を理解するためにお勧めです)。ハイシーズンは、開館前から並ぶことも多いのでご注意を。2階の窓からは、アルノ川のヴェッキオ橋がきれいに見えます。
- サンタ・クローチェ教会
- 街東部にある教会です。ここにミケランジェロやガリレオが埋葬されているとは、行くまで知りませんでした。隣接してパッツィ家礼拝堂や教会付属美術館もあります。建物の中には、いたるところに芸術作品があふれています。作品との距離が近いので、落ち着いて作品と向き合うことができます。時間はいくらあっても足りません。
- メディチ家礼拝堂
- 礼拝堂と新聖具室を見ることができます。礼拝堂は壮麗の一言。壁面と天井を埋め尽くす絵画と色大理石のモザイク。天井を見上げたまま、口をぽっかり開けてしまいます。一方、ミケランジェロ設計の新聖具室は、うって変わって落ち着いた雰囲気(墓地なのだから当たり前なのかもしれませんが)。モノトーンの景色の中で、力強い4体の彫刻が存在感を誇示しています。
- ミケランジェロ広場
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フィレンツェの南東の高台にある広場です。中央にダヴィデ像のレプリカがあるため、こう呼ばれているのだとか。広場からはフィレンツェの街並みを一望できます。特に、夕暮れ時には、夕日に美しく染まるフィレンツェの街並みを見ることができます。また、すぐ近くにはサン・ミニアート・アル・モンテ教会があり、こちらからの眺めも格別です。