エアーズ・ロック(ウルル)

あまりにも有名な世界一の一枚岩です。ここへ来るにはツアーを利用するのが便利。決して安いとはいえないツアーですが、それだけのものはあると思います。今回は、わずか2日間。実質1日。忙しい旅でしたが、それだけ充実した旅行でした。ここでは、赤い大地オーストラリアというものを実感することができます。

オルガ山(カタ・チュタ)
エアーズ・ロックと同時期にできたといわれる岩群です。時間の都合で簡単な散策路にしか行けませんでしたが、岩肌が急激にそそり立っている様は、不思議でもあり脅威的でもありました。オルガ山には、「風の谷のナウシカ」の舞台になったという風の谷もあります。
サンセット&サンライズ
サンセットは、エアーズ・ロックが夕日を浴びて赤く染まるのを、シャンパンを飲みながら見ようというツアーです。ここでいろいろな人とおしゃべりして知り合いになりました。エアーズ・ロックの色はかなり劇的に変化します。一瞬のチャンスは逃さないように。連続で写真を撮っておくと色の変化がよく分かりますよ。また、サンライズは日の出によってエアーズ・ロックの色が変わって行くのを見ようというツアーです。サンセットの逆ですね。サンセットのときほど劇的な変化はありませんが、日が登った直後が一番きれいだと思います。しかし、エアーズ・ロックだけでなく、朝日にも目を向けてください。オレンジに輝くという表現がぴったりの日の出を見ることができますよ。
星空観測
私は行きませんでしたが、夜の星空を見ようという(あたりまえか…)ツアーです。他で星を見る機会がないのなら別ですが、あえて行く必要はないとのことです。また、次の日にサンライズツアーに参加したりエアーズ・ロックに登るのならば、朝はかなり早いですから、しっかりと寝ておくことも大切です。
エアーズ・ロック登山
写真
正確には登岩。見た瞬間に、うそーというくらいの急斜面が続きます。軍手、スニーカー、水は必需品。でも大変なのは最初の半分(鎖がついているところ)までです。後は努力と根性でなんとかするしかありません。途中からの景色も結構きれいです。もちろん、頂上からの眺めは最高。本当にエアーズ・ロックは大平原の真ん中にぽつんとそびえているんだなというのが実感できます。そして何よりも、やり遂げたんだという充実感はとても気持ちいいものです。でも、あまり無理はしないように。今回は、冬で気温が低かったこともあって、ほとんど水を消費することもなく、1時間足らずで頂上にたどり着くことができました。しかし、夏に行った人の話では、水は1リットルでも足らず、暑くてとても登れたものではないと言っていました。登るには、冬が一番いいようです。
エアーズ・ロックのふもとめぐり
不思議な泉マギー・スプリングスやアボリジニたちの残した壁画を見てきました。簡単ですが、なかなかいいですよ。私たちが行ったツアーは、短いものでしたが、他にもいろいろな種類があります。