ケアンズ

ケアンズは、街のあちこちに日本語と日本人がいて、あまり海外という気がしません。売店で「おにぎり・ウーロン茶あります」(もちろん日本語)と書いてあったのにはびっくり。また、行った7月は冬なので、熱帯にあるケアンズも、日本の春のような非常に過ごしやすい気候でした。泳ぐなら夏の方がよいかもしれませんが、そうでなければ冬もいいと思います。また、大抵のオプショナル・ツアーは大きなホテルの窓口でも受け付けているので、前日までに申し込めば意外に何とかなったりします。

グリーン島
ケアンズの港から高速艇で45分。なんといっても、海が浜が島が美しい! 小さくても"グレート・バリア・リーフの宝石"とよばれるゆえんでしょう。私は泳ぎませんでしたが、やはりこの島にきたら潜ってみるのが一番だと思います。それだけで十分楽しめると思います。逆にいえば、この島に通常のツアーでくる必要はほとんどないといえます。ここでは一日をさいてゆっくりと過ごしたいですね。島内の観光では、唯一、グラス・ボトム・ボートやサブマリンなどで珊瑚礁を見るツアーがお勧めです。あと、島の中央のカフェテリアはあまりたいしたものがないのでご注意を。私は行きませんでしたが、グリーン島と並んで、フィッツロイ島も人気が高かったです。
熱帯雨林ツアー
サファリツアーでは、熱帯雨林のジャングルの中をRVがぶいぶいと走ってくれます。山あり河ありシメコロシイチジクあり。蟻塚なんかもあったりして。途中の広場ではブーメランの練習もしました。かなりもりだくさんで楽しめました。特に、ジャングル走行は、迫力満点。もっとも、サファリは多くのツアーがあり、内容も千差万別ですので今一度ご確認を。また、ヘリから熱帯雨林や町並みを見ることができヘリツアーもあります。確かにおもしろいし、景色もよかったのですが。高すぎる! これだけのお金を払う価値があるのかどうかは難しいところです。
ナイトツアー
写真
夜に高原へ行って夜行性の野生動物を見よう!というツアーです。実は、これが一番よかった。カモノハシ(小さな黒い固まり)やワラビー(一瞬)に会えるし、木の隙間からポッサム(目のみ)も見れるし。もっとも、ポッサムくんとは後にあいまみえることとなるのですが…。これだけでも結構お得な気分なのに、おいしいイタリア料理と満天の星空がついてくるなんて。特に夜空は最高でした。天球にはこんなにもたくさんの星があるのかと、思わず目を奪われます。南十字星は見られたし、天の川が地平線から地平線まで夜空を横切っているのなんかは感動ものです。これが、ケアンズでは文句なしのいちおしです。
滞在など
ほとんどの機能が市の中心部に集まっているので、市の中心近くに滞在する方が何かと便利です。もっとも、中心部から外れれば、それなりに安く泊まることもできますが。やはり移動手段が欲しいですね。また、食事処は観光地だけあって当たり外れが激しいです。日本人のあまりいない現地の人の多いところの方が当たる確率が高いようですが、事前確認は必要かと。また、クイーズランドの地ビールとしては、XXXX(フォー・エックス)やVBが有名です。意外とさっぱりした味です。土産屋も多く(しかも日本語)、ウインドーショッピングだけでも楽しいくらい。小さな店にも意外な掘り出し物がころがっています。また、私は行く機会がありませんでしたが、キュランダ鉄道とワイルド・ワールドはよかったそうです。ワイルド・ワールドは一種の動物園で、コアラやカンガルーなどさまざまな動物に会えます。また、ラフティングをした人もいました。ゴルフのいいコースもあるとのことです。